先日、一年後に延期されることが発表されたユーロ2020。
注目度はワールドカップにも劣らない本大会の開催を、今から楽しみにしているサッカーファンも多いはずです。
そこでこの記事では、ユーロ2020の優勝候補の筆頭に挙げられる各国の注目選手をピックアップしていきます。
ケビン・デ・ブライネ(ベルギー)
予選を10戦全勝で勝ち上がったベルギーは、他国を寄せ付けない強さを見せてきました。
そんなベルギーの攻撃面でタクトを振るうのは、ケビン・デ・ブライネ。
アシスト能力だけでなく、自身でも優れた得点能力を持っているデ・ブライネは、高精度のフィニッシュと味方へのスルーパスで常にチームオフェンスを牽引、相手の脅威となり続けます。
日本のサッカーファンとしても、2018年のロシアW杯において、アディショナルタイムに彼が起点となる高速カウンターで敗れたことは苦い記憶として存在しているはず。
そんなワールドクラスのMFが、ユーロ2020でどのような活躍をするか要注目です。
ファン・ダイク(オランダ)
オランダはユーロにトータルで10回出場していますが、前回大会ではまさかの予選敗退という憂き目を見ています。
そのリベンジを果たすために近年では世代交代を進め、着実にチーム力を向上させてきました。
そんなオランダの要となっているのが、世界最高CBともいわれるファン・ダイク。
DF史上最高額となる110億円でリバプールに加入した当時は、「金額に合わない」と批判の的にされたこともありましたが、自身が活躍することで、そんな批判を打ち消してきました。
ファン・ダイクは強靭なフィジカルを持ち、対人守備や空中戦で圧倒的な強さを誇っています。
尚且つ、ビルドアップ時では攻撃の起点になることも可能です。
オランダが名声を取り戻すためには、ファン・ダイクの活躍が必要不可欠でしょう。
ハリー・ケイン(イングランド)
イングランドは進境著しい若手選手が加わり、チーム力の底上げに成功している優勝候補筆頭国です。
そんな若手をオフェンス面で引っ張るのが、高い得点能力の資質を持つ万能型のフォワードハリー・ケインです。
ケインは、1月には国内リーグ戦で左ハムストリングを断裂し長期離脱を余儀なくされましたが、その後は順調なリハビリを続け、現在ではリーグにも復帰し、得点するなど好調をアピールしています。
また、ユーロ2020が延期となったことも、大きなけがから復帰したばかりのケインにとってプラスに働きそうです。