新型コロナウイルスの影響もありましたが、今季の欧州のリーグも無事閉幕しました。
そこでここでは、欧州リーグで今季ブレイクし、ユーロ2020でも活躍が期待されるヤングスターをピックアップしていきます。
サンドロ・トナーリ(ブレシア)
『サンドロ・トナーリ』は、ピルロの後継者と目されているイタリアの有望株です。
昨季はセリエBで34試合に出場、3ゴール7アシストを記録。
昇格した今季は、1ゴール7アシストを記録し、自身にとって初めてのセリエAの舞台でも十分に実力が通用することを証明しました。
そんなトナーリを欧州の強豪クラブが見逃すわけなく、インテルやミランが30億円以上の移籍金を準備し、獲得を狙っていると報道されています。
アーリン・ホーラン(ドルトムント)
今季、最もブレイクしたアタッカーといっても過言ではない、190cm越えの体格を持ちながら、瞬発力も兼ね備える怪物ストライカーが『アーリン・ホーラン』です。
2018年に移籍したザルツブルクでは、国内リーグやチャンピオンズ・リーグでも得点を量産、多くのクラブからの注目を集めましたが、最終的にブンデス・リーガのドルトムントに移籍し、いきなりハットトリックをたたき出すなど大いに躍動しました。
ホーランは圧倒的な決定力を持ち、またドリブルも得意であるため個人で突破することもできます。
間違いなく、ユーロ2020での注目株となるでしょう。
フェラン・トーレス(バレンシア)
ユース世代の国際大会で結果を残し、今季もリーガ・エスパニョーラとチャンピオンズ・リーグという大舞台でその存在感を発揮、チャンピオンズ・リーグではチームのグループステージ一位通過に多大な貢献をしました。
バレンシアと同じリーグに所属するレアル・マドリードもトーレスの引き抜きを画策しましたが、バレンシア生まれ、バレンシア育ち、バレンシアのユースで成長を遂げプロとなったのトーレスは、最終的にバレンシア残留を決断。
その甲斐もあり、今季は十分なプレータイムも与えられ、多くの経験を積み成長を続けてきました。
また、トーレスは2017年にスペイン代表U-17をリードし、既にこのチームでユーロの優勝を果たしていますが、ユーロ2020でもスペインのトップチームを優勝へ導くために意気込んでいるはずです。
実際に、スペイン代表監督であるルイス・エンリケも、トーレスをユーロ2020年の選抜メンバーに選びたかった様子。
この新進気鋭の、切れ味抜群のサイド・ミッドフィルダーがユーロ2020でどのようなプレーをするのか要チェックです。