サッカーの祭典、『EURO2020』の開催まで1年を切りました。既に全出場国は決定し、グループ分けも済んでいます。
そこでこの記事では、EURO2020のグループステージで最も激戦が予想される「死のグループ」を各データから徹底解説していきます。
グループF
EURO2020のグループステージでは、FIFAランキング(2020年10月時点)の平均順位が「17」と各グループで最も低い「グループF」が、死の組に近いグループといえそうです。
グループFには、前回大会優勝国のポルトガルと、ロシアワールドカップ優勝国のフランス、そして最多3度のEURO優勝を誇るドイツが同じグループに入っています。
残る一国であるハンガリーも、2大会連続、EUROに計4回出場という実績があるため、決して弱小国というわけではありません。
ですが、もしホームで戦うことができるポルトガルとの第1戦、フランスとの第2戦を落としてしまった場合、グループステージの突破は厳しくなりそうです。
勿論、ハンガリー以外の3か国も容易に決勝トーナメントへ進出できるわけではありません。
ポルトガルとフランス、ドイツは甲乙を付けづらく、監督の手腕にも大きな期待がかかってきそうです。
グループA
グループFと同様、「グループA」も厳しい戦いが予想されるグループです。
FIFAランキングの平均順位は「20.25」とグループFに次いで低く、7大会連続で本選出場を果たしているイタリアを筆頭に、スイス、ウェールズ、トルコと強豪国がずらりと並んでいます。
また、スペインと同様イタリアは、グループステージ3試合ともホームで戦うことができるため、かなり優位な立場にあるでしょう。
ただし、イタリアはロシアW杯を予選で敗退しているため、ビッグトーナメントへの参加は実に4年ぶり。
そのブランクが、グループステージの戦いでどのように響いてくるかもポイントとなりそうです。
最も死の組に近いのはグループF
ほかにも、ベルギーが入っているグループBやイングランドが入るグループDなどもありますが、やはり最も死の組に近いのは「グループF」となりそうです。
しかし、我々サッカーファンからすれば、強豪同士の戦いは楽しみでしかありません。
本番で各国の選手がどのような熱い戦いを見せてくれるのか、大いに期待したいところです!