オランダ代表の19歳サイドバックが受賞
現地時間17日、イタリアメディア『トゥットスポルト』が、とうとう同メディア主催の2018年ゴールデンボーイ賞の最終結果を発表した。
ヨーロッパで最も活躍した21歳以下の選手に贈られるトゥットスポルトのゴールデンボーイ賞。
今や、若手版バロンドールとしても浸透している権威のある賞だ。
2003年のラファエル・ファン・デル・ファールトの受賞を皮切りに、これまでリオネル・メッシ、ウェイン・ルーニー、
セスク・ファブレガス、セルヒオ・アグエロ、アレッシャンドレ・パト、マリオ・バロテッリ、ポール・ポグバといったそうそうたるスターが受賞してきた。
ちなみに、前回の2017年ゴールデンボーイ賞受賞者は、フランス代表10番でパリ・サンジェルマン所属のキリアン・ムバッペだった。
ロシアワールドカップでベストヤングプレイヤー賞にも輝いたキリアン・ムバッペは、今回も受賞濃厚とされていたが、前年度受賞者ということで、今回は最終候補に入っていなかった。
さて、そんな2018年ゴールデンボーイ賞だが、アヤックスで活躍するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが受賞した。
獲得ポイントは「224」で、2位のリヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドに圧倒的な差をつけて受賞。
また、3位にはFWジャスティン・クライファート(ローマ)、4位はパトリック・クトローネ(ミラン)、5位にはヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が入った。
候補者60人の時点には、フローニンゲンで活躍する日本代表DF堂安律も選ばれていたが、今回はオランダの次世代を担うサイドバック、マタイス・デ・リフトの受賞で幕を閉じた。
デ・リフトは、19歳にしてUEFAチャンピオンズリーグに出場すると、オランダ代表としてもすでに13試合に出場するヨーロッパ屈指の逸材だ。
今後、このタイトルを引っ提げて過去の受賞者のようなスター街道を駆け上がることとなるのか?今後の成長にも注目だ。