グリーズマンの2発でフランスが勝利
現地時間16日UEFAネーションズリーグ・リーグA第4節が行われ、ロシアワールドカップ覇者のフランス代表はドイツ代表と相まみえた。
新旧世界王者による第二ラウンド。
ホームのフランスはキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)をはじめ、アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)、ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)、ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)等ワールドカップ優勝メンバーを中心にフルメンバーを先発に送り出す。
対するドイツも、ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)、トニ・クロース(レアル・マドリード)、ヨショア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)、レロイ・サネ(マンチェスター・シティ)等豪華メンバーが先発に登場。
最初にスコアを動かしたのはドイツだった。
13分、ペナルティエリア内でキンペンベがハンドを犯しドイツにペナルティキックが与えられる。これをトニ・クロースが冷静に沈めて、先制に成功した。
その後は両者チャンスを演出するも、決め手を欠いてなかなかゴールを決めることができない。
しかし、61分にようやくゴールが生まれる。
フランスが、アントワーヌ・グリーズマンのヘディングシュートにより同点に追いついた。
勢いに乗ったワールドカップチャンピオン。79分にはマトゥイディがペナルティーエリア内で倒され、今度はフランスにペナルティキックが与えられる。
これをアントワーヌ・グリーズマンが冷静に決めて、試合をひっくり返した。
結局試合はこのままタイムアップとなり、フランスがドイツ相手に逆転勝利を収めた。苦境に立たされるレーヴドイツ。11月16日に行われるオランダ代表の結果次第ではAリーグからの降格が決定する…。
レロイ・サネをはじめ、ニャブリやケーラーといった20代前半の若い力を試した今日の試合だったが、何らかの収穫を得ることができただろうか…。次戦オランダ戦は、国の威信、プライドをかけて是が非でも負けられない戦いだ。